外柔内剛

事務所の車で移動中、いつもラジオを聞くのですが、今日、ラジオで「外柔内剛」という四字熟語を知りました。いい言葉だなと思い、忘れないように心に刻んでおきました。

【外柔内剛】外見は穏やかでやさしそうだが、心の中は何事にも左右されない強い意志をもっていること。(新明解四字熟語辞典) 

強さと、やさしさ。

「内剛」と「外柔」は相反するものではなくて、「内剛」だからこそ「外柔」なんだと思います。

そうありたいものです。いくつになっても。

脱ぷよぷよ

この世に現れて33年。

先日、職場で健康診断を受けたのですが、年々体脂肪が増えているようです。少しずつではありますが、確実に。このままでは数年後にはだらしないおっさんになってしまう。と、危機感を覚えた僕は、ジムに通うことにしたのです。家の近くのメガロスというジムに。

エニタイムフィットネスとどちらにしようかだいぶ迷ったのですが、いろいろと比較検討して、以前通っていたということもあって、メガロスにしました。

メガロスって、入会時にクレジットカード作らせるの、いつの間にやらやめてたんですね。またカードが増えてしまうのかなと思っていたんですが、よかったです。

ちょっと前に24時間営業になったらしく、早朝の時間を有意義に使いたいと思った僕は、24時間会員にしました。普通のフルタイムと比べて、千円ぐらい高いだけだし。

スポーツ嫌いな僕ですが、ひとりで黙々とやるのは苦ではないみたいです。ただ単に、チームプレイが苦手だということかもしれませんが。

体を作ることって、死と対極にあるような気がします。衰えるどころか、鍛えられていくなんて、素敵なことじゃないですか。そう思います。

トレッドミルで走っている時間って、特別です。濃密な30分間です。時間の流れ方は均一じゃないんだなって感じます。

家でだらだらしていたらあっという間に流れていってしまう時間。するすると手の中をすり抜けていってしまう時間。そんな時間をぐっと握りしめて、僕は今日も朝から走りました。どこにもたどり着かない、流れる道の上を。

新宿とモラトリアムの記憶

18歳。子供と大人の狭間にいた。その狭間にしばらくいたかった。できれば永遠にいたかった。

生まれ育った場所にはもういたくなかった。何ひとつ不自由はないけれど、どこか別の場所に行きたかった。それはどこでもよかった。

新宿にある、音響の専門学校に行くことに決めた。そこで何を学びたいのか、学んで何になりたいのか、あまり真剣に考えてはいなかった。ずっと音楽をやっていたからという、ただそれだけの理由だった。

18歳の春、上京。

その学校に自転車で通える場所に引っ越した。環七から少し入ったところにある、本当に狭いワンルームだった。部屋の壁紙は煙草のヤニで真っ黄色になり、敷金は返ってこなかった。

その学校には2年間通った。そこで知り合った人と、バンドを組んだ。たくさん曲を書いて、たくさんライブをした。学校で得たものは今ほとんど残っていない。テキストの類も全部捨ててしまった。バンドは、卒業した後もしばらく続いた。

だいたい新宿のスタジオで練習をした。ホームと呼べるようなライブハウスも、新宿だった。毎週、必ず新宿のどこかにいた。月に数回、半裸でステージに立っていた。

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都内で何回か引っ越しをした。それでも、バンドの関係でよく新宿に足を運んだ。バンドのメンバーがいちばん集まりやすい場所というのも、その理由のひとつだった。

バンドをだんだんやらなくなって、音楽とまったく関係のない仕事に就職をした。そして、資格の勉強をするようになった。十代の頃、ほとんど勉強をしなかったツケが回ってきたような気がした。その資格の学校が新宿にあって、今でもやっぱり以前のように毎週通っている。

違う場所にある学校にも一時期通っていたけど、また戻ってきてしまった。僕にとって新宿は、なんとなく居心地がいいみたいだ。

十代の僕と、三十代の僕が、時間を超えて、同じ場所に立っている。あれから、何が変わったのかな。あれから、何が変わっていないのかな。

あの頃には想像もできなかった今を生きている。

きっと今は想像もできないような未来がやってくる。

夏の終わりに

8月最後の週末、山梨の温泉旅館に行ってきました。2017年の夏の終わりに、無理矢理挟み込むような形で。毎年夏は不本意なことに勉強ばかりしているので、こうでもしないと夏ってただ目の前を通り過ぎてしまうんです。

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その旅館は、曲がりくねった山道をいくつも越え、慌ただしい現実世界から少しだけはみ出した、深い自然の中にありました。

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部屋に着いてすぐ、我々は貸切露天風呂へと向かいました。もっとゆっくりくつろいでからでもよかったのですが、そんな時間に貸切の予約をしてしまったためです。

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露天風呂のすぐ真下に綺麗な川が流れていました。立ち込める硫黄の香り。温泉のことはよくわかりませんが、現実世界で負った傷がだいぶ癒えたようです。

部屋に戻って少し眠って、夕食の時間になりました。

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ごちそうさまでした。翌朝のごはんはこんな感じ。

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どれもおいしかったです。やっぱりごはんがおいしくないと、いくら温泉がよくても、いくら部屋がよくても、がっかりしてしまうものです。こちらは、またいつか来たいと思う旅館でした。

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帰り道に立ち寄ったお店でお昼ごはん。桃づくしでした。全部に桃。

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桃にパスタも、桃にピザも、合うんですね。全部おいしかったです。ただ、夏の終わりとはいえ、外でのごはんはまだ暑かったです。

こうして、我々の夏は、山梨で終わりました。僕の好きな秋がやってきます。

税理士試験が終わって、2日が経って。

税理士試験を受験された皆様、遅ればせながら、お疲れ様でした。

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僕は今年は法人と国徴を受験しました。法人は3回目、国徴は初めての受験でした。早稲田大学で受験したのですが、外のベンチで理論を覚えていたら、お姉さん? おばちゃん? に早大生に間違われて、ちょっと嬉しかったです。

まず、国徴。こちらは、直前にほとんど手を付けられなかったので、結果的に記念受験のような形になってしまいました。悲しいくらいに緊張感もなく受験することになりました。仮に直前にしっかり勉強できていたとしても、今回の本試験は難しかったのではないかと思います。1年間勉強してきましたが、熱心に興味を持って勉強することができなかったです。国徴を勉強されている方、されていた方、気分を害されてしまったら大変申し訳ないのですが、なんていうのでしょうか、僕には合わなかった、というか。理解力の問題なのかもしれませんが、実務にあんまり結びつかないせいでしょうか。模試でも一度もまともな点数を取れたことはなかったです。もう、再びやることはないと思います。

そして、法人。先程公開されたばかりのOの解答解説動画を見ましたが、自己採点をした結果、ちょうどボーダーのあたりみたいです。理論がマイナス5点、計算がプラス5点。かなり厳しいですよね。

理論は、Cランクを全然チェックしていなくて、作文すらできず、大幅に点を落としてしまいました。これまで法人を受験した中では、覚えた理論の数はいちばん多かったのですが、それでもCランクまでは手を付けられず、太刀打ちできなかったです。ランクなんてあてにせず、全部暗記しなくてはならないんだなと、今更ながら思い知らされました。

恐らく結果は駄目だと思います。なので、試験の終わったその日からまた理論を覚え始めました。なぜか、Oの理サブではなく、去年のTの理マスで。

僕は、簿記の「ぼ」の字も知らなかった20代半ば、日商簿記3級の勉強をTで始めました。それから去年の本試験までずっとTで勉強していました。日商簿記1級、税理士試験の簿記、財表、消費に合格したときもT、法人、相続の勉強もTでしました(これらはA判定でした)。

今回、一度官報合格を狙ってみたいという思いから、法人と並行して勉強できそうなミニ税法を固定、事業、国徴の中から探していました。いろいろと悩んだ結果、国徴に決めて、勤め先でOで国徴を受講している人がいたので、その影響もあって、僕もOの国徴を受講することにしました。法人だけTというのもなんとなく気持ちが悪い気がして、法人もOの経験者コースを受講することにしました。

Tの理マスで長い一文だった理論が、Oの理サブでは箇条書きのようになっていたり(分かる人には分かっていただけると思います)、計算過程に違いがあったり、講義の中で問題を解くときに各自コピーしなきゃいけないのを知らなかったり、いろいろと戸惑うことはありましたが、僕の受講したクラスの先生はさすがカリスマと呼ばれるだけあって、講義はとっても分かりやすく、信頼できる先生でした。計算過程をOのもので覚え直して(減価償却と受配の短株だけはどうしても最後までT方式でしたが)、理論も理サブで覚え直して(そもそも理マスの理論で暗記できているものが少なかったので)、この1年間は徹底してO方式でやってきました。

本試験が終わって、テキスト類の整理をしていたとき、ふと理サブよりもちょっと大きい理マスを手に取って、ぱらぱらと中身を見てみたんです。そうしたら、その堅苦しい明朝体の羅列に、懐かしいような、なんともいえない感情が湧き上がってきて、そうそう、これこれ、これだよ、なんて一人で頷いていたのでした。計算のテキストも手に取って、そうそう、こうだったこうだった、そういえばOではこれはやらなかったな、なんて思いながら、またT方式で理論や計算を覚え直している自分がいたのです。

あれ? 僕はこのまま、Tに帰ってしまうのでしょうか。確かに、国徴なき今(?)、慣れ親しんだTに戻ってもいいのかもしれません。

今後については、法人と他のミニ税法(固定か事業)で一気に官報合格を目指す、というのも一瞬頭をよぎりましたが、また今年みたいに、Cランクまでは押さえられませんでした、なんてことになりかねないので、来年は法人1本で、しっかり隅の方まで理論暗記をして、法人に合格した後、一度受験した相続で官報合格、というスケジュールでいきたいと、今は考えています。