迷走の果て

先日「完結」を発表したチャットモンチーの曲に、「three sheep」という曲がありまして、その歌い出しが、

新しいノート開くのが好きでね

何書こうかな 真っ白なページにって

というものなんですが、この2行の歌詞がとても好きです。なぜなら私もそうだからです。特に新しい手帳を開くのがとても好きです。

今年もまた新しい手帳に悩む季節がやってまいりました。何年かずっと同じ手帳を、仕事とプライベートを分けずに使ってきたのですが、昨年から仕事用にシステム手帳を使い始めまして、プライベート用には能率手帳を使っていたのでした。シンプルな見た目に惹かれて。

しかし、ずっとそれまでバーチカルの手帳を使っていたからか、どうも僕にはレフト式がうまく使いこなせなかったのです。残念ながら。

それで、来年はまたバーチカルに戻そうと思いました。そのとき、ふと思い浮かんだのが、ジブン手帳。毎年手帳売り場でその存在が気になりつつも、ちょっと派手だという理由と、サイズが大きいという理由で、購入には至りませんでした。

昨年、色が大人しめなジブン手帳Bizというのが登場しました。少し心が動きましたが、やはり持ち運ぶにはサイズが大きすぎると思い、購入には至らず。そうしたらなんと、今年そのBizにminiサイズが登場したのです。

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買わない理由がなくなってしまいました。一緒に、僕がジブン手帳に惹かれていた理由のひとつである「LIFE」(自分の一生を記録できる)と、公式ガイドブックも購入しました。

早速「本リスト」のページに、買ったけどまだ読んでいない本を書き出しました。きっと読まないまま忘れてしまったかもしれないなという本が何冊かありました。ジブン手帳を買ってよかったと心から思いました。

後日、ジブン手帳専用のインデックスも買いました。それをスターバックスでうきうきしながら貼っていたら、このインデックス、なかなか粘着力が凄まじくて、誤ってページのど真ん中に少しだけくっついてしまい、それを剥がしたら、びりびりって紙ごと剥がれてしまったのです。

スターバックスにて、その破れた紙面を凝視したまま僕は少しの間固まっていました。そのとき、ジブン手帳に対する熱がサーッと嘘みたいに冷めていくのがわかりました。

そして、僕はジブン手帳を使わないことに決めたのです。

もうひとつ、ずっと気になっていた手帳がありました。NOLTYのリスティ1という手帳です。こちらもジブン手帳と同じくバーチカルで方眼。そのためか、この二つの手帳が比較されているのをよく見ます。

店頭にはあまりなくて、たまに見つけても渋い感じの黒しかありませんでしたが、amazon限定でキャメルがあると知り、それを購入しました。

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ジブン手帳に比べ、内容は至ってシンプル。年と月と週とメモのページのみ。

マンスリーページをすぐに開けるように、チラットINDEXを貼ってみました。

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本のリストは最後のメモページに自分で線を引いて書こうと決めました。ジブン手帳のガントチャートに書こうと思っていたことも、同じように線を引いて書こうと決めました。もう、2018年はリスティ1で行くものだと思っていました。ばっちりINDEXまで貼ったし。

それなのに。

ご覧ください。

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いちばん右にあるのは。そうです、ジブン手帳miniのファーストキットです。「DIARY」と「LIFE」と「IDEA」がセットになっているものです。あれほど嫌がっていた、派手なやつです。昨日、東急ハンズにて購入いたしました。

リスティ1は大きすぎて(A5スリム)いつも休日に使っているバッグに入らなかったのです。あと、ジブン手帳にあらかじめ用意されているいろんなページが魅力的だったのと、やっぱり「LIFE」を使いたいという理由もありました。落ち着いた色のBizにしなかったのは、なぜでしょう。恐らく、また同じものを買い直したくなかったからというのと、あとは「LIFE」を持ち歩くなら、やっぱりスタンダードの方が収まりがいいかなと思ったからでしょう。

以上が、私の2018年の手帳にまつわる迷走の記録です。なんとか2018年に間に合いました。これで終わるといいのですが。

この派手な手帳みたいな、楽しい1年にしたいと思っております。

長すぎた思春期

つくづく、思うことがあります。それは、妻と出会えていなかったら、僕はもう死んでいたんだろうなということ。いつも死ぬことばかり考えていたし、そういう本ばかり読んでいたし、そういう歌ばかり作っていたし。

就職する気なんてさらさらなく、30代まで生きていないんだろうなと、漠然と思っていました。いつ死んだっていいやと思うことで、辛うじて生き長らえていた、そんな感じです。中学生の頃から始まった思春期を大人になってもこじらせたままで、今思えば、ほとんど病気だったのだと思います。

妻と出会ったことで、10代の頃にはほとんどしなかった勉強をして、就職をして、結婚をして、家まで買ってしまいました。生き続ける気、満々ですね。

だから、僕にとって妻は太陽というか、神様というか、そういう存在なんです、大袈裟ではなく。一人でいると食べることを忘れてしまうことが未だにあるんですが、妻といると、なぜかお腹が減るんです。妻から放出される生命力のエネルギーを浴びて、明日も生きていきます。

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2017年よく聴いたアルバム5枚

2017年もあと1か月半です。早いものですね。今年もよく音楽を聴きました。特に繰り返しよく聴いたアルバムは、以下の5枚です。

 

 

ASKA / Black & White

Black&White

2月に発売された『Too many people』に続き、今年2枚目のアルバムです。めちゃくちゃハイペースですね。いっぱい溜まっていたんでしょうね。どちらのアルバムもよく聴いたのですが、こちらの方が全体的に落ち着いていて、だけど中毒性があるように思います。「今がいちばんいい」を初めて聴いたときの衝撃。笑撃。イントロの「ウーイェー!」で何度噴き出したことか。とか言いつつも、サビの歌詞は手帳に書き留めたくなるほど素敵な言葉が並んでいたりします。「今日を生きてる自分に万歳」ですよ。

好きな曲は、ロンドンのことを歌った2曲、「London〜38 east end road」とシークレットトラック(タイトルは「一度きりの笑顔」?)です。どちらの曲も、どこを切り取っても美しいです。「僕であるために」も好きです。

 

Cigarettes After Sex / Cigarettes After Sex

K.

(ジャケットは『K』)

女性が歌ってるかと思ったら、ボーカルはなんと髭面の男性。最初から最後まで、甘くスローな曲が延々と続きます。深いリバーブが心地よいです。音色もそんなに変わらないので、聴き始めの頃は、1曲リピートになっているんじゃないかと思わず確認してしまいました。また同じ曲が始まったんじゃないかと。聴き込めば全然違うんですけどね。

「Apocalypse」が好きです。「Got the music in you, baby, tell me why」のメロディが、なんとも。あと「Sweet」の歌い出し「Watching the...」が耳に残ります。そのあとしばらくドラムとベースとボーカルだけなのに、雰囲気というか、作り出している世界観がすごいです。

 

Radiohead / OK Computer OKNOTOK 1997 2017

OK COMPUTER OKNOTOK 1997 2017 [帯解説・歌詞対訳 / 紙ジャケ仕様/ 高音質UHQCD / 2CD / 国内盤] (Amazon.co.jp限定ステッカー付)(XLCDJP868)
中学生の頃に背伸びして聴いていた「OK Computer」。これまで数えきれないくらい聴いていますが、このアルバムを買った目的は、なんといっても「Lift」です。ついに正式な音源に収録されたかと。「Lift」もYouTubeなんかでライブ動画を数えきれないくらい観て聴いているんですけどね。僕が知っている「Lift」にはなかった謎の4小節がイントロに追加されていました。そして、「This...」の歌い出しの9thの音。もうこの瞬間に名曲であることが確定しています。僕の中で。

「Man of War」もよく聴きます。

 

8otto / Dawn On

Dawn On

6年ぶりのアルバムだそうで。アジカンのGotchプロデュースらしいです。毎度毎度、シンプルなバンドサウンドがとってもかっこいいです。やっぱりシングルコイルのギターの音が好きです。どうしてこんなにキャッチーなリフをいくつも思いつけるんでしょうか。ブログで知りましたが、こんないいバンドでも、音楽だけでは食べていけないみたいですね。厳しい。

3曲目の「Romance」がお気に入りです。イントロのギターのリフで持っていかれました。

 

Syrup16g / delaidback

delaidback

未発表曲を詰め合わせたアルバムです。上記の『OKNOTOK』は「Lift」を聴くためだけに買いましたが、これは「赤いカラス」を聴くためだけに買いました。『生還』という映像作品にこの曲のライブ映像が収録されていますが、『delaidback』に収録されたものには新たな歌詞が付け加わっていました。その部分がまた良いです。この曲ばっかり聴いています。

 

以上、5枚が2017年のヘビーローテーションでした。全部今年発売のものです。なんだか割と最近発売されたものが多いですね。印象に残っているというより、記憶に新しいというだけなのでしょうか。まあいいか。

歳をとると新しい音楽を聴かなくなってくるってどこかで聞きました。それはなんだか寂しい気がするので、いくつになっても新しい音楽に触れるようにしたいと思っています。

外柔内剛

事務所の車で移動中、いつもラジオを聞くのですが、今日、ラジオで「外柔内剛」という四字熟語を知りました。いい言葉だなと思い、忘れないように心に刻んでおきました。

【外柔内剛】外見は穏やかでやさしそうだが、心の中は何事にも左右されない強い意志をもっていること。(新明解四字熟語辞典) 

強さと、やさしさ。

「内剛」と「外柔」は相反するものではなくて、「内剛」だからこそ「外柔」なんだと思います。

そうありたいものです。いくつになっても。

脱ぷよぷよ

この世に現れて33年。

先日、職場で健康診断を受けたのですが、年々体脂肪が増えているようです。少しずつではありますが、確実に。このままでは数年後にはだらしないおっさんになってしまう。と、危機感を覚えた僕は、ジムに通うことにしたのです。家の近くのメガロスというジムに。

エニタイムフィットネスとどちらにしようかだいぶ迷ったのですが、いろいろと比較検討して、以前通っていたということもあって、メガロスにしました。

メガロスって、入会時にクレジットカード作らせるの、いつの間にやらやめてたんですね。またカードが増えてしまうのかなと思っていたんですが、よかったです。

ちょっと前に24時間営業になったらしく、早朝の時間を有意義に使いたいと思った僕は、24時間会員にしました。普通のフルタイムと比べて、千円ぐらい高いだけだし。

スポーツ嫌いな僕ですが、ひとりで黙々とやるのは苦ではないみたいです。ただ単に、チームプレイが苦手だということかもしれませんが。

体を作ることって、死と対極にあるような気がします。衰えるどころか、鍛えられていくなんて、素敵なことじゃないですか。そう思います。

トレッドミルで走っている時間って、特別です。濃密な30分間です。時間の流れ方は均一じゃないんだなって感じます。

家でだらだらしていたらあっという間に流れていってしまう時間。するすると手の中をすり抜けていってしまう時間。そんな時間をぐっと握りしめて、僕は今日も朝から走りました。どこにもたどり着かない、流れる道の上を。